このページは、昔、土井研究室(名古屋時代:1997.4.1-2001.3.31)に
4年生に計算機シミューレーションのゼミ(担当谷口)を行なって
いたときのものです。
ネタ本は「UNIXワークステーションによる計算機シミュレーション入門」
小澤 哲 D. W. ヘールマン 著 (学術図書出版です。定価2100円)。
丁寧に書かれており分かりやすく、物理がリアルタイム・シミュレーション
を通して楽しめる非常にいい本だと思います。
「注意 誤植やプログラムにミスプリがあるようですので注意する必要があります」
この本を元に動画を作ってみました。(^^)
壁にボールがめりこんでいるように見えるのは実はボールは質点として
計算しているからです。見やすいようにボールを大きくしています。
4年生は、まず疑似乱数を発生させるサブルーチンの作成からはじめます。
あとでモンテカルロ法などを用いてシミュレーションを行なうため、
疑似乱数の周期が長いものを作成します。
まず乗積合同法による一様乱数発生ルーチンを作成し、
次にトーズワース法(Thausworthe method: x_i = x_i-p+x_i-q mod 2^31)
を用いた一様乱数発生ルーチンを作成してもらっています。
((p,q)=(31,13)、理想的な種を使った場合の周期 = (2^31-1)*2^30 〜 10^18)
自分の作成した疑似乱数発生ルーチンにより作成した疑似乱数列について
各種の検定を行ないます。
酔歩を利用したシミュレーション
予定