ソフトマターと生命現象の理論モデリング
京都大学大学院工学研究科 化学工学専攻 化学工学基礎講座 ソフトマター工学分野
おしらせ
- 学振拠点形成プログラム「自己組織化するアクティブマターの物理学国際研究ネットワーク」を実施中です.[HP]
- 2025年 3回生研究室訪問
– 2月10日 (月)化プロコース合同
– 2月13日 (木)11:00〜11:30 A4-118/115(山本)
– 2月13日 (木)15:00〜15:30 A4-118/115(山本)
– 2月14日 (金)11:00〜11:30 A4-118/115(山本)
– 2月14日 (金)16:00〜16:30 A4-118/115(山本)
– 訪問希望者は事前にメールで連絡してください yamamoto.ryoichi.6m@kyoto-u.ac.jp
– 時間はフレキシブルですが開始から30分以内を目処にしてください
– 所属教員の研究や専門についてはHP等で調べてください. - 株式会社ソフトマターシミュレーションズを設立しました.[HP]
- 博士課程学生を募集しています.(8月入試,2月入試)[博士課程学生へのサポートについて]
- 当研究室に興味のある学生さん達へ.[研究室のポリシー]
- 古いHP Link
研究の概要
本研究室では、ソフトマターと呼ばれる複雑な物質の構造やダイナミクスについて、主に計算機シミュレーションを用いた研究を行っています。ソフトマターでは複数の共存相を含むメソ~マクロスケールの現象が興味の対象であり、物質をミクロにモデル化する分子シミュレーションでは計算量が膨大になり、有効なシミュレーションが困難となってしまいます。よって、ソフトマターに対して有効なシミュレーションを行うためには、何らかの工夫が不可欠です。
この様な問題を解決する手法として、これまで化学工学では経験的な方法論が一般に用いられてきました。我々の立場はそうではなく、統計力学や流体力学をベースとした最新の理論的手法を積極的に導入し、化学工学分野で重要な物質やプロセスの研究開発に有効な、新しい方法論の開拓を行っています。具体的には、以下のような問題に取り組んでいます。
- コロイド分散系の直接数値シミュレーション
- 複雑流体・ソフトマターの移動現象に有効なマルチスケールシミュレーションの開発
- 細胞分裂や細胞死を考慮した生体組織の力学的モデリングの構築
連絡先
〒615-8510 京都市 西京区 京都大学桂
京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻
化学工学基礎講座 ソフトマター工学分野 山本研究室(1講座)
TEL: 075-753-7531(京都大学代表)
アクセス
- 構内マップと主な交通機関(京都大学HP)
- 桂キャンパスへのアクセス(工学研究科HP)
- 道順:「京大桂キャンパス前」バス停
→ A2棟の地上階(表示では3階)の自動ドアより入館
→ 同じ階のまま,A3棟,連絡橋,A4棟へと移動
→ 階段で1階へ降り,A4-119(秘書室)あるいは目的のお部屋(A4-113-119)へ