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ソフトマターの計算科学

京都大学大学院工学研究科 化学工学専攻 化学工学基礎講座 移動現象論分野

おしらせ

  • 研究室訪問
 当研究室訪問希望学生は 
 
     2月9日(水),10日(木),16日(水),17日(木)
 
     15:00〜17:00 
 
 に A4-118室(桂キャンパス、A4棟1階)に来てください。 
  • 博士課程学生を募集しています。(8月入試、2月入試)[博士課程学生へのサポートについて: Link]
  • 小林秀樹君(D2)が第3回ソフトマター物理若手勉強会にてポスター賞を受賞しました。[2009/09/04]
  • コロイド分散系のレオロジー・電気流体力学現象シミュレータKAPSEL-2を公開しました。[2009/08/19] Link
  • JST News 2009-7月号に研究成果が紹介されました。[2009/07/01] Link
  • 「高速振動する平板間の高分子液体の動きを新開発のマルチスケールモデリングで解析」についてプレス発表を行いました。[2009/04/15] Link

研究の概要

本研究室では、複雑流体やソフトマターの移動現象について、主に計算機シミュレーションを用いた研究を行っています。複雑流体では複数の共存相を含むメソ〜マクロスケールの現象が興味の対象であり、物質をミクロにモデル化する分子シミュレーションでは計算量が膨大になり、有効なシミュレーションが困難となってしまいます。よって、複雑流体やソフトマターの移動現象に対して有効なシミュレーションを行うためには、何らかの工夫が不可欠です。

この様な問題を解決する手法として、これまで化学工学では経験的な方法論が一般に用いられてきました。我々の立場はそうではなく、統計力学や流体力学をベースとした最新の理論的手法を積極的に導入し、化学工学分野で重要な各種移動現象の研究に有効な、新しい方法論の開拓を行っています。具体的には、以下のような問題に取り組んでいます。

  1. コロイド分散系の直接数値シミュレーション
  2. 複雑流体・ソフトマターの移動現象に有効なマルチスケールシミュレーションの開発
  3. 界面・ナノ粒子・生細胞の移動現象の分子オーダ観測

連絡先

〒615-8510 京都市 西京区 京都大学桂
京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻
化学工学基礎講座 移動現象論分野
山本研究室(1講座)
TEL&FAX: 075-383-2651(代表)
アクセス(A4棟113-119号室)